「目標設定セミナー」に行っても目標設定がうまくいかない理由

zukasii
こんにちは!
マネジメント奔走中のパパさんエンジニアづかしー(@zuka_sii)です。

今回は目標設定についてお話します。
この内容を実践するとその目標を達成したいと思う力が働いて、努力が苦ではなくなります。
 

正しく目標設定ができると、その目標に向かうのが楽しくなるんです。
そうなると、100%達成できなくても得られるものはたくさんありますし、もう一度練り直したり、方向を修正したりとまた前向きに取り組むことができるようになります。

自分で立てた目標に対して前向きに取り組んでる人ってキラキラしてません?(笑)
ちゃんとポイントを押さえれば誰でもそうなれるんです。
 

逆に、「それっぽい」目標を立てて進んでしまうと、途中でドロップアウトしてしまう確率がぐーーーーんと上がってしまいます。
 

先日、こんなことがありました。
 

社内セミナーを開催している企業って結構多いですよね。

社員が企画して自発的に集まっているところはとても良いんですが
結局「社員に勉強の機会を与えるため」という名目で上長がしゃべりたいことをしゃべっている程度に終わっているところも多いかな。。。
 

さて、この前そのテのやつを見かけまして、テーマは「目標設定」だったようです。
(ぼくは出てないんですけど^^;)。

で、宿題が出たようで
いま一緒に仕事してる新人社員が定時後にその宿題をやってました。
 

ぼく「お、それ宿題? どんなの出たの?」
新人君「そうなんです。来週の月曜までに目標を立ててくるように、って」
ぼく「ほうほう、目標シートみたいなやつね。で、なにを目標にするの?」
新人君「10月に応用情報の試験があるので、それにしようかなと思ってます」

 

おお、なるほど。
応用情報処理技術者の試験かー。
いいんだけど、いいんだけど、なんだろうこの虚無感は。

おわかりでしょうか。
彼が応用情報技術者試験に合格したとして、何を得られるのか、何が変わるのか。。。
 

目標を立てても長続きしない方、組織で取り組んでもなかなか成果が上がらないと悩んでいるマネージャーさんに、ぜひ読んで頂きたいです。
 

ゴールって、どこでしょ??

前述のとおり、例の社内セミナーのテーマは「目標設定」。

  • 目標は具体的に
  • 定量的に測定できるもの
  • マイルストーンを設定すること

ざっくりまとめると、こんな感じのやつだったようです。
これはこれで正しいですね。
 

で、宿題の目標シートには

  • 目標(タイトル)
  • 何をもって達成とするか
  • 期限・マイルストーン

とありまして、新人君は

  • 目標:応用情報処理技術者に合格する
  • 指標:試験合格。勉強中は各章の章末問題の正答率が90%以上
  • 期限:試験日まで

と書いていました。

なんかよさそうでしょ??
 

目標設定や指標設定の良し悪しはおいといて
ぼくはとっても気になることがあります。

それはどうなりたいと思ってるの?ってことです。
 

効果的な目標設定の視点

目標には3つの視点があります。
それは「hope to」 と 「should to」 と 「want to」 です。

「hope to」はそうなれればなりたいな、という視点です。
悪くは無いんですが、具体性に乏しく、本気でそうなりたいと思っていないことが多いです。
 

次に「should to」
これを目標とするには強烈な達成すべき理由が必要です。
例えばその資格がないとやりたい仕事に携わることができない、とか。

そうでなければやらされている感が強く、たとえその目標はクリアできても次につながらず成長がストップしてしまいます。
 

目標設定するときに重要な視点は「want to」です。
そうなりたいと思う、ということがとても大事なんです。

それは打算的なやつじゃなくて、なんかカッコイイから、みたいなものでもOKです。
まだホントはどうなりたいか自分でもわからないけど、いま時点ではこう思う、みたいな暫定的なものでもOKです。
 

「want to」は目標設定の土台であって、この上に測定可能であるとか期限を設けるとかの条件があるのです。
 

ぼくと話をした例の彼はとても優秀な人なんです。
もう試験は申し込んだんだし、当日カゼひかなけりゃ試験には合格しますよ、彼なら。
で、それ受かってどうなりたいの??という視点がすっぽり抜け落ちています。

合格しても、彼を変えてくれることはないでしょう。
 

想いを引き出す。想いを形にする。それがノウハウ。

ぼくにとって「ノウハウ」って想いを引き出し、形にするための方法論のことだと認識しています。

なんらかの「想い」を叶えたくて、目標を設定し、突き進んでいくはずです。
目標設定は想いを叶える手段でしかないんです。

その「想い」が抜けてるもんだから、目標設定自体が目的になっちゃうんです。
 

あなたの会社に目標設定シートがあるなら、ぜひこの2つの問いを追加してください。

「その目標を達成したら、あなたにどんな変化が起きるでしょうか?」
「目標を達成したあなたは、周りからどのような評価を受けるでしょうか?」

しっかりと未来の自分を想像することと、他者の目線を追加することは「want to」を引き出すのに有効です。

いきなり導入できなくても、ぜひ自分に・メンバーに聞いてみてください。

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