じつはぼく、うつ病やったことありまして Vol.1 経緯編

うつびょうやりました

ぼくは熊本でシステムエンジニアとして働いています(2016年時点)。

誇れるようなものではないけれど、多くの人がしていないことを経験したといえばうつ病を経験したということですね。

当時のことを整理する意味でも、繰り返さないようにするためにも、記録として書いておきたいと思います。

これは「ぼくの場合」ということですので、うつ病を経験した人にみな当てはまるわけではありません。
ご自身がそうある方、パートナーがそうある方、そのような方々が「あぁ、そんな感じなんだな」と思って頂ければさいわいです。

症状が出はじめるまで

当時、ぼくはお客様先に常駐してシステム開発を行っていました。
ウチの会社からはぼく1人。数年ぶりにプロジェクトの引き合いがあったお客様でした。
ぼくの他にも3社ほどから数名のエンジニアが常駐していました。技術的にはそこそこ難しいって感じ。

いま考えると3つの要因が重なったことが大きいかなと思います。

業務量が多い→退勤時間が遅い→寝られない

業務量としてはボチボチ多かった。多かったしスケジュールも短かった。
システムエンジニアだからってみんな深夜までやってるかというとそんなことはないんですが、そのプロジェクトはみんな毎日遅くまでやってましたね。

社員のひとなんて、タイムカードの退勤時間が毎日のように日付を超えてたんですよ。
ヘタすっと3時半とか(amですよ!)
正確に覚えてないですが、ぼくも22時前に退勤することはあんまりなかったように思います。

でもそれなりに楽しかったんです。
いままで培ってきた知識を総動員してガンガン作っていけたし、だんだん難しいところを任せられるようになってきたら信頼されていると実感できました。

とはいえ、帰ってきてからも「あの部分はこうしたほうがよかったかな」とか「あのバグはどう対処したものか」とかいろいろ考えていました。

なので6時くらいに起きて、寝るまでほとんど仕事していたようなモンでした。

そうすっとだんだん気になって寝られなくなってきました。
正確に言うと、ぼくの場合は寝付けないのではなく、1度の睡眠で5・6回目が覚めるようになりました。

もちろん起きてもずっと起きてるわけじゃなくて、数分したらまた寝るんです。
で1時間もたたないうちに起きる。

こんな感じの睡眠を数ヶ月続けていました。

ぼくは結構朝に強いほうでした。いままで寝坊で遅刻とかしたことないし。
でもこんな睡眠だとぜんぜん寝た気がしないんです。朝、体がめっっっっちゃ重い。

とはいえ、朝がしんどいのはみんな一緒。ってことで会社に行き、また日付が変わるかどうかな時間に帰ってくるという生活でした。

食えなくなった

ぼくはストレスを感じると食欲にくるタイプの人です。食欲がなくなります。

当時もプロジェクトのスケジュールがいよいよタイトになって場の空気も重くなってきたころ、だんだんと食欲がなくなっていきました。

・・・とそこまではいままで通りって感じなんです。それでもチョコやら何やら食べてやっていけたんです。
これまでと違ったのは、食べたものを吐くようになったことです。

朝ごはん食べる → トイレにダッシュして吐く
昼ごはん(ヨメさんが作ったおべんとう) → 食欲ないので半分くらい食べる → トイレにダッシュして吐く
晩ごはん(おべんとうの残り) → 食べたらお風呂はいって寝る(たまに吐く)

結局のところ1日で体に入ったのは昼ごはんのお弁当の半分ということになります。
朝おきてパン食べて、すぐトイレいってゲホゲホ言ってるわけですからヨメさんも相当心配したと思います。

そうこうしてるとめっちゃやせました。
もともとやせ型ですが、もっとやせました。
一時期50kgを切っていました。いま思ってもこりゃヒドい。

相談する人がいなかった

これは語弊がありますね。いなかったわけじゃない。いたけど気づかなかった、ですね。
でもホント当時は誰にも相談できなかったんです。

1人で乗り込んでいたプロジェクトにも変化がありました。
ぼくの下につけるという形で会社から1人増員されることになりました。

・・・新人が。

増員ってそこそこ喜ばしいことなんですが、、、

正直言います、あのときはマジで会社を恨みました。
誰だこのクソ忙しくて難易度が高いプロジェクトに新人いれようなんて言ったヤツ!!ってホント思いました。

最終的には新人×2がぼくの下につけられました。

自分1人で1人分の仕事を目一杯しながら、新人×2の指導と進捗管理。
一気にやることが数倍ふえました。

そのへんでもう一つ変化が。
客先のリーダーさんから休日出勤して対応してほしいという話がありました。

しかし会社からは「断れ」と。

おっしゃる通り、おっしゃる通りなんです。
休日出勤しても契約金額は同じ。会社にとって単なるコスト増。

わかってるんですが、他社から来たエンジニアも含め、その場の全員が「しゃーない」的な空気のなか、ウチだけ「お断りします」とは言えなかったです。。。

新人にとやかく言ったってそれこそしゃーないし。
客先のプロジェクトリーダーはご本人がハードワーカーだったし。
月イチの帰社日を打診したら「プロジェクトの状況わかってます?」って感じだったし。

断ろうもんならどうなるやら。

結局晴れて(?)休日出勤することになったのですが、なんだかものすごく孤独な感じがしていました。

味方がいねえ・・・
そんな感じです。

どれか1つだったら・・・

「たられば」の話は無意味ですが、全部重ならなかったらグチって終わったかもなと思います。

身体症状がでた時点で、コレはオカシイと考えるべきだったんです。
ですができませんでした。それよりも周りの目を、評判を、優先した結果、ある日突然起きられなくなりました。

具体的に体に変化があらわれたら要注意ですよ、マジで。

それでもぼくは軽いほうでした。
いまだ波はありますが、どうにか仕事はできてますし。

さて、うつ病を発症するまでのいきさつとしてはこんな感じ。
具体的にあらわれた症状や休養中のときにどう過ごしていたかは次の投稿でまとめたいとおもいます。

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