「それでできると思ってるの?」で何を聞きたいのか?

それでできる思っているのか

「質問の形をした○○」

「質問の形をした○○」というのはたくさんのシチュエーションで見られる光景ですが、次のような会話に出くわした経験はありませんか?

[speech_bubble type=fb subtype=L1 icon=boss.png name=年配上司の安倍さん] 田中君、あの提案の件どうなったの [/speech_bubble] [speech_bubble type=fb subtype=R1 icon=hira.png name=若手部下の田中くん] これこれをこのように提案するつもりです [/speech_bubble] [speech_bubble type=fb subtype=L1 icon=boss.png name=年配上司の安倍さん] 君、これで通ると思ってるの? [/speech_bubble] [speech_bubble type=fb subtype=R1 icon=hira.png name=若手部下の田中くん] え、、、あの、、、 [/speech_bubble]

ぼくはそこそこ見かける気がします。

これを聞くとそう言われて育って来たんだろうなあって思いますね。

どう考えても「それで通ると思っているのかどうか」を聞きたいワケありません。明らかに質問の形をした批判です。
このあとになぜダメなのかという話が続くと思いますが、いくら言う側が指摘のつもりでも、聞く側は批判として捉えるでしょう。

この質問の形をした批判、結構言ってるかも、、、って思った方は考え時ですよ?

ちょっと考えるだけでも3つ問題点があります。

あっさりと信頼を失います

この言い方は上下の関係を強く意識させます。マウントポジションを維持したいという意図のあらわれです。

部下はこのような意図をすぐに汲みとります。
そうなったら信頼は失墜です。

お山の大将には誰もついていこうとは思いませんよね。

部下の思考を止め、能力を引き出せなくなります

質問の形をした批判を受けると、受けた側は身構えます。批判を受ける準備をします。

言い返したところで無駄であることを部下は知っています。なので耐えしのぐことが最善策となります。

防御モードになったらロジカルな思考など動くハズがありません。
その時点で部下の思考は停止し、それ以上のパフォーマンスを出そうとはしなくなります。

結果、部下の能力は封じ込められ、引き出せなくなります。
パフォーマンスは人数分の総和を下回ってしまうという悲劇を生んでしまうでしょう。

良いと思うもの、ではなく聞き入れてもらえるだろうものを言うようになります

最悪なのはコレです。上司の好きそうなものを出すようになる。

この辺までくるとデキる人から辞めていくという現象がでてきます。

上司が部下よりも全ての技能で絶対優位であるなんてあり得ません。
「ホントはこっちの方が良いんだけどな。。。」とか思いながら上司が好きそうな別のB案が出てくるのです。

自分の中で試行錯誤を行うのではなく、上司に合わせた行動をするのが当たり前になります。

この空気が広がった組織には閉塞感が漂います。リーダーのなり手がどんどん少なくなっていきますね。。。

「自ら考えてもらうための方向付け」であること

人は「自分のためになる」と実感しないと話を受け入れません。これは感覚的にもわかっていただけるでしょう。

部下が「考えさせようとしているんだ」と思えない限り全くココロに刺さりません。

でないと言いたいことがあるならサッサと言えよとなるだけです。

ついポンと出てしまうものですが、出してしまうとたくさんのものを失ってしまいます。

この質問の形をした批判。あなたは使っていませんか?

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